レポート

  • 08/07/15

「百万円と苦虫女」プレミア試写会詳細レポート!

7月10日(木)プレミア試写会@都内会場にて
出席者:蒼井優、森山未來、ピエール瀧、タナダユキ監督

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猛暑の中、公開に先駆けて行った試写会に沢山のお客様にお越しいただきました。ありがとうございました!
残念ながらお越しいただけなかった皆様に、蒼井優さん、森山未來さん、ピエール瀧さん、タナダユキ監督にご登壇いただいた舞台挨拶の模様をご報告いたします!

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 ☆最初に鈴子役でお話があったときの印象や、脚本を読んだときの感想をお聞かせください。
 
蒼:あまりにも台本が素晴らしくて読み終わった後に、一本の映画を観たような感覚になりました。
登場人物もいきいきして今にも動き出しそうで、背景も目に見えてくる感じがしました。この作品は見た方に何か力を与えてくれて、後押ししてくれるような作品になっていると思います。この台本・作品だからこそ、ふだん避けてきた主演に挑戦しようと思いました。
鈴子は地味だけど、とても魅力的で多面的な女の子なので、ぜひ演じてみたいと思いました。

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☆森山未來さんは、ヒロイン・鈴子がはじめて心を開く恋人・中島役を演じられましたが、出演を決めたきっかけをお教え下さい。 
 
森:「蒼井優」という人物を見てみたかったのと、台本を読んでタナダ監督の作品を観て「ぜひ」出演したいと思いました。
蒼井さんは「がっしり」していました(笑)。華奢でしなやかだけど、中に通っているものが「がっしり」しています。 

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☆ピエール瀧さんは鈴子のアルバイト先の桃畑で鈴子を優しく見守る春夫役を演じられましたがいかがでしたでしょうか。福島弁がなんじでいましたね。
 
ピ:春夫役の話しがあった時、マネージャーから「蒼井優さんと共演する」と聞いて「恋人役で?」と返したら「福島弁をしゃべる役です」と言われました(笑)。地元が静岡なので福島弁をマスターしたら面白そうだなと思って引き受けたんですが、難しかったですね。蒼井さんはお会いする前と後で、あまり印象が変わらない、イメージ通りの人でした。裏表のない人ですね。 

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☆蒼井さんは森山未來さん、ピエール瀧さんと共演してみていかがでしたか。
 
蒼:森山君は何て繊細なお芝居をされる方なんだろうと思いました。『ウォーターボーイズ』の時の元気なイメージがありましたが、撮影現場では中島君になりきって、ひっぱっていただきました。ピエールさんはよく食べる方です(笑)。飯に天ぷら蕎麦が出た時、ピエールさんが大皿に盛っている天ぷらを沢山食べていて、とても幸せそうでした(笑)。本当に穏やかで温かい空気に包まれている方なので、現場で皆がピエールさんを見て微笑んでいました。
 
☆本作は、タナダ監督自ら脚本を手掛けたオリジナルストーリーです。監督はどのように鈴子、中島、春夫のキャラクターをつくりあげていったのでしょうか。
 
監:鈴子については、とても地味だけど一生懸命に生きている女の子をきちんと描きたかったです。
自分の周りにはキラキラしている、明るくて可愛いけど、ちょっとドジな子は見たことなくて、それよりは人と付き合うことが苦手な人の方が多いなと思って書きました。
中島君は鈴子が初めて心を開く男の子ですが、2人は似ているからこそ惹かれあう部分もあり、似ているからこそ言葉をのみ込んでしまうこともあるのかなと想像しながら書きました。
春夫さんに関しては、根本は鈴子と(不器用なところが)似ている気がして、ただその出方が近いか遠いかという感じです。
蒼井さんはとても心強く、がっしりしていると思いました(笑)。こちらがあらためて勉強させてもらったというか、脚本に対してとても真摯に向き合ってくれたので、一緒にお仕事ができて本当に嬉しかったです。

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蒼:ありがとうございます(照)。
 
☆このたび、第31回モントリオール世界映画祭(8月21日〜9月1日)の「Focus on World Cinema」への出品と今秋に韓国の映画祭で上映されることが決定しました。今のお気持ちはいかがですか。
 
蒼:感無量ですね。心の小さな揺れや大きなうねりを切り取っていただいた作品なので、きっとそれは国や言葉を越えて振動が伝わると思うので、観ていただいた方に「なんか良いな」とか自分の中で大切な一本になってくれたら良いなと願うだけです。
 
監:モントリオールや韓国を目指してここまできたので嬉しいです(笑)。
 
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 ☆最後に一言ずつお願いします。
 
蒼:映画を前にすると自分の言葉がとても小さく感じてしまうのですが、自分たちの子供のようなこの子(作品)が皆さんに何かを伝えてくれると信じています。2時間とさらにその後の余韻を楽しんでください。どうかリラックスして、この作品の空気に身を委ねていただけることを祈っています。
 
森:僕は一週間くらいの撮影だったのですが、この映画に関わって垢が取れたというか、撮影を終えた時にとても豊かな気持ちになりました。数少ない貴重な経験でした。
 
ピ:もう、とやかく言うよりは、ぜひ観てください!観てから語り合いましょう。
 
監:監督の立場としては本当に胃が痛いのですが...2時間、鈴子と一緒に旅をしていただけばと思います。よろしくお願い致します。
 
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終始、和やかな雰囲気で行われた舞台挨拶。お客様を目の前にして、それぞれの作品に対する思い入れも一入のようです。さて、いよいよ来週から公開される『百万円と苦虫女』!今度は皆様と劇場でお会いできることを楽しみにしています!

comment :

nagasode:08/07/20

先ほど映画を観てきました。ところどころウィットに効いて、飽きのこない映画でした。行動するかしないかの違いはあるけれど、鈴子さんはおそらく普通の女の子なんでしょう。あんなに行動は出来ないけれど、心の動きはとても現実的でした。観終わった後に、渋谷の喧騒に戻ったわけですが、それも可愛らしく思えてくる気持ちになれました。楽しい映画をありがとうございました。

ちえ:08/07/21

こんばんは。初めまして。
本日、京都シネマにて映画を見て参りました。

実は明日から、新しい仕事先での勤務が始まるという事もあって、
何か「気持ち的に前向きになれれば」という期待の中観賞しました。

ごくごく当たり前の日常を素敵だなと思えて、
成長していく鈴子にとてもエネルギーをもらえた。
そう感じました。

明日からの仕事も、「自分らしくがんばろう」と、
とても前向きに、気分が落ち着きました。

本当にありがとうございました。

とても大切な映画になりました。

る~:08/07/25

今観てきました。自分をさがしたくない、自分探し。
所々で、自分の事を振り返り、泣いたりもしました。とても良い映画だと思います。

noa:08/07/29

いい映画だなあ...
そればっかでした。見終って5日ほど経ちましたが、
まだ、いい意味で引きずっています。
どの出演者もなんだかきらきらしてて、
見ていて幸せな気持ちになれました。私にとって大切な映画です。ありがとうございました。

かおるちゃん:08/07/29

58歳の専業主婦です。時々シャンソンやジャズを歌ったりしています。月2回のペースで、十歳年下の友人と映画を観るのですが、現実が大変な分、映画には荒唐無稽さや夢を求めてしまい、どうしても、単館系の作品は敬遠してしまいがちですが、この作品に出会えてよかった、と思いました。うまく人生を泳いでいけなかった37年前の自分を思い出したし、器用とはいえない生き方をしている娘たちを思いました。昔、中島君みたいな優しい男の子がいたような気もしますが、その優しさが解ったのは、ずいぶん時を経てからでした。蒼井優さんは以前から好きな女優さんでしたが、喜怒哀楽だけではない、人間の表現力を体現していて、魅せられました。

50代オヤジ:08/08/02

 時間が空いたのでたまには映画でもと思い観たのが全く知らなかった女性のタナダ監督という人のこの作品。なぜ観たかと言えば映画の題名がちっとも魅力的でないので逆に中身に自信があるに違いないと直感したからだ。結果はズボシだった!
 やってくれるじゃんタナダさん・・・今の世の中をまるでCT(断層写真)の如くに浮び上がらせて、その病巣を映し出すタナダワールドは日常の中の非日常が深く静かに進行していることを告げているかのようだ。大人はだれも教えてくれなかった一番大事なことを、さながら消える魔球のように観る者に投げ込むタナダ&鈴子。家族より自分を理解してくれる他人の存在。そして希望へと繋ぐラストシーンは値千金、観ないと損するのは若者ばかりじゃないぞ \(-_-)/
 

H:08/08/03

24歳の公務員(男)です。
公式サイトの予告編や各メディアで映画を観る前にあれこれストーリーを想像して映画館に行ったのですが、いざ観たら想像以上にストーリーが深く、いつの間にかそれぞれの場面の登場人物に感情移入し、自分を投影しながら観てていました。
その中でも、予告編にもある鈴子の涙のシーンではこちらも一緒に泣いてしまいました。


100万円貯めて色んな街を転々とする。
やってみたいけど実際には出来ない。
それを映画として楽しませてもらえました。
とても魅力のある映画でした。

ジジ:08/08/10

リビート割引を使って、また近々見てきます。
ひきこまれてクセになる感じ。
DVDが出たら、欲しいなあ。

鈴子より10歳以上年上だけど、
私はまだ旅をしているみたいです。

時々自分を探さない旅に出て、
何かから逃げても、
日々は続くし自分は探さなくてもここにいる。
だからきっと大丈夫。

鈴子みたいに背筋を伸ばして
シャバダバ歌いながら、
私も旅を続けます。
不器用な生き方に、勇気くれた映画です。


*あのシャバダバ、原曲があるのでしょうか?
すごく好きです。

27歳・働く妻:08/08/10

2時間ずっと、映画館内が優しい空気で一体化していました。
スクリーンの中とこっち側と、全部の雰囲気があったかかったなあ・・・
もう一度見ます!

○チネス:08/08/22

24歳会社員です。
今日映画館で一人、泣きました。
この映画から向き合うことの大切さを知れたことは今の自分にとっては大きいです。
鈴子と中島くんのネギのシーンが大好きです。こーゆう幸せすぎる瞬間あるなあ、、、。て、泣けてきました。
全世界にオススメしたいような、自分だけのものにしたいような、複雑な気持ちです。


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